日本の温泉文化は、世界中で高く評価されていますよね。その中でも特に魅力的な場所が「銀山温泉」。この美しい温泉地は、山形県の奥深い自然の中に位置し、レトロな街並みが楽しめ、癒されます。
街はとてもコンパクト
こんな感じで、旅館の数も少なくて、宿泊できる総人数が限られることから、予約困難な温泉としても知られています。お友達の来日が決まったら、早めに予約して、温泉街の旅館に泊まるのが銀山温泉を楽しむ秘訣。
銀山温泉街は、おしんで一躍有名に
大正時代に建てられた旅館の多くが、当時の雰囲気を残していて、散策するだけで歴史を感じることができます。
もともとは幕府直轄の銀鉱山として栄えた土地に温泉が発見され、発展。銀鉱山で働いていた人々が、作業の疲れを癒すためにこの温泉を利用し始めたことが、温泉地としての始まり。江戸時代から続く歴史ある温泉地で、多くの文人や画家が訪れた人気スポット。
銀山温泉を一躍有名にしたドラマは「おしん」。ここ銀山温泉が舞台となりました。１９８３年から１年間放送され、平均視聴率がなんと５２．６％だった、朝ドラ。放送は、世界約７０ヵ国で放送され、大人気に。おしんの舞台ということもあり、外国人が多数訪れているそうです。
泊まった旅館はここ
私たちは、古勢起屋別館に宿泊。
銀山温泉街に面した川側のお部屋に泊まりました。目の前に、銀山川が流れ、足湯コーナがあります。オールインクルーシブなので、お部屋からビールを持って、足湯に浸かりながらゆっくりするという究極の楽しみ方ができました。
贅沢な時間
この障子を開けると、温泉街がすぐそこ。夜は銀山温泉に灯るガス灯の柔らかな光をお部屋から眺められるという贅沢な時間。ここは外国人がとても喜ぶ設えでした。
白銀公園
銀山温泉街の突き当りに位置する白銀公園には、銀山のシンボルといえる名瀑「白銀の滝」があります。落差22mの「白銀の滝」は大小2本。水しぶきも爽快な夏の涼スポットで、みなさん足を浸けて、楽しんでいました。夜はライトアップもされていました。
銀鉱洞
白銀公園には、マイナスイオンの中を歩ける、とても気持ち良い散策路が整備されています。
銀山温泉街から渓谷沿いに遊歩道を１５分程度歩いた上流に延沢銀山の坑道跡が残されています。その一部が銀鉱洞として公開され、坑道の見学も可能。
夏知らず
私達のお気に入りスポットは「夏知らず」。遊歩道の脇に洞窟があり、そこから冷たい風と共にミスト状の霧が常に吹いていて、まさに天然クーラー。一年中涼しいので、「夏知らず」と言われるスポット。この前には、ベンチもあり、涼しかったー♪
銀山温泉は、温泉街も素敵。そして、少し足を延ばすと豊かな自然環境を楽しむことができます。冬の温泉街も素敵ということなので、冬にも行ってみたいな。多くの旅館は、宿泊する月の2ヶ月前から予約開始。冬シーズンの土日祝日はすぐに埋まってしまうので要注意とのことなので、早め早めに予定を決めないとね！
〒999-4333 山形県尾花沢市銀山温泉417
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