土浦全国花火競技大会~外国人向け案内ツアー第14弾

土浦花火大会 ツアー

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外国人に花火を見せるなら、土浦全国花火競技大会は、Must。日本三大花火大会および日本三大花火競技大会のひとつ。例年、10月の第一土曜日に開催されています。

ちなみに2022年の第91回土浦全国花火競技大会は、コロナ様子見と台風回避のため一か月遅れの11月5日に開催。開催日程は、茨城県土浦市のホームページでしっかり確認が大切。

3部門での競技

スターマインの部、10号玉の部、創造花火の部の3部門で競われます。なかでもスターマインの歴史は土浦の花火の歴史といわれていることもあり、数百発の花火を組み合わせ、土浦仕様のスペシャルスターマイン花火が音楽に合わせて繰り広げられます。圧巻の一言。

スターマイン花火
スターマイン花火

10号玉も花火師魂を感じる一発です。

10号玉花火

審査があるよ

通常の花火大会とは異なり、競技大会なので、審査があります。一つひとつの花火が打ち上げられる前に題名と花火会社名が読み上げられます。題名に込められた花火師の思いを汲み取りながら観ることができるので、感激もひとしおです。そしてなんと、この題名、英語でも読み上げられるのです。外国人への配慮も万全。

最初に基準花火が打ち上げられ、その得点が発表されます。実際の競技は、その基準花火と比較して得点が与えられる仕組みになっています。花火は、すべてが消えるタイミングも審査されていて、同時に燃え尽きるものが理想だそうです。引き際の美しさも競技ポイントだなんて、日本の美学ですね。

イケてる花火には内閣総理大臣賞が授与

スターマインの部での優勝には経済産業大臣賞、10号玉の部の優勝には中小企業庁長官賞、創造花火の部の優勝には茨城県知事賞が授与されます。そしてなんと、観ている人に最も感動を与えた花火師には、内閣総理大臣賞が授与されます。ということで、全国の花火師たちも気合いを入れて、最高のラインアップで臨む競技大会ですよ。力作がたっぷり。

往路は特急で 帰りは安全に 安心して楽しもう

都心から土浦へ向かうのであれば、往路は特急「ときわ」がお勧め。予約してね。全席リクライニングで電源有り。乗車時間は約50分。今年は3年ぶりの開催ということもあり、私の乗ったときわ65号の指定席は完売していました。日程が決まったら予約がお勧め。

そして帰りは、みな一斉に帰るので、当然、混むのよねー。土浦駅構内での事故を防ぐため、土浦駅は入場制限がかけられていました。駅が見えてから入場まで、30分程度余裕でかかりました。ピークを避けるのが賢明かも。今年は22時30分過ぎには入場規制が解除されていたので、時間をずらせば以下のような混雑の真っただ中は避けられる可能性高いですよ。

安全を守るため自治体、警察、鉄道会社などによってしっかりコントロールされているというのも、外人への重要なアピールポイント。安心して楽しめないとね。

土浦駅入場規制1
土浦駅入場規制2
土浦駅入場規制3

夏の花火大会もよいけれど、一味違う土浦全国花火競技大会にもぜひ外国人を案内してね。

2022年は、こんなリストバンドが配布されました。

リストバンド

明日も22時に、またね

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