ファッション大好きの方、ぜひ訪れるべし「文化学園服飾博物館」~外国人案内ツアー第168弾~

ツアー

日本では数少ない服飾専門の文化学園博物館は、ファッションの総合教育機関である文化学園を母体とした服飾専門の博物館。新宿から甲州街道族を歩いて数分の大学のキャンパスの一角にあってアクセス抜群。

時代をリードする「新しい美」が大学のテーマ

文化学園大学は、建学の精神に「新しい美と文化の創造」を掲げて1923年に創設され、100年以上の歴史をもつ特長ある大学。服装学・生活造形学のパイオニアとして都心にキャンパスを構えてファッション文化をリード、創造してきていて、ファッションに疎い私でも名前はよく知っていました。アンテナ高く都心にキャンパスを構えるのはさすがと思いました。

文化学園服飾博物館

そんな文化学園創設60周年を祝う年に、開館したのが文化学園服飾博物館。文化学園服飾博物館は、『衣』を通して日本と世界の文化を知る」をテーマとし、大学付属の専門博物館。展示を通して、服作りやデザインなどの創作にも役立ててもらいたいとして広く一般に公開。

卒業制作展

私が訪れたときは、国際ファッション文化学科に所属する4年生全員が「学びの集大成」として取り組む、ファッションとバレエ、ダンスなどのパフォーミングアーツを融合させた総合舞台で使われた衣装の展示会が開催されていました。

鏡の国のアリス

今年のテーマは「鏡の国のアリス」。カラフルな色の衣装が展示されていました。卒業イベントは、必修の科目だそうで、企画立案からシナリオ、衣装製作、舞台演出まですべて学生が行っているとのこと。衣装は、舞台で動きやすいように工夫がされていると解説に書いてありました。

スタイリスト・コーディネーターコース、プロデューサー・ジャーナリストコース、映画・舞台衣装デザイナーコースの3コースの卒業生が一致団結して作り上げる舞台、楽しそうですよね。2007年から続いている卒業行事で、世界の童話や文学、小説などを題材に毎年、開催されている文化学園大学ならではの取り組み。

ファッションに興味あるドイツ人を案内したら、とても喜んでいました。卒業の必須科目に舞台製作ということにも驚いていました。新宿駅からすぐに位置しているので、ぜひ訪れてみてね。

またねー!
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東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル

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