自分オリジナルの風呂敷が作れる!伊勢型紙の染め体験 ~外国人向け案内ツアー第172弾~

伊勢型紙 ツアー

昔から、着物に図柄を染める際の型紙として使われてきたのが「伊勢型紙」。今回私は、私は、馬場染工場のイベント体験に参加しました。

その発祥は、諸説あるようで、なかなか起源をたどるのは難しいようですが、古いものだと700年代の奈良時代からあるということ。全国的に伊勢型紙が広まったのは、武士の裃に型染がもちいられるようになって、紀州の型を彫る職人と染める職人が共同で、全国各地に売り歩いたことがもとになっているそうです。そしてどんどん型が細かくなっていったらしい。伊勢型紙で検索すると、美しい、けれどビックリするほど細かい型紙がたくさん。

染め体験

私がトライした体験は、職人によって手作業で作られた伊勢型紙を使って、オリジナルの風呂敷に、アルファベットや数字を染めるという体験。

先ずは風呂敷を選びます。全面にバクが描かれた布を選びました。バクはお釈迦様の乗り物といわれていて、バクの白い胴体はお釈迦様が腰かけた為に白くなったと考えられているというとてもありがたい模様。かわいいだけじゃけなくて、神聖な動物なのです。

伊勢型紙

染めの道具

道具は、刷毛と顔料だけ。この刷毛は、たぬきの毛。柔らかく見えるけど、硬い毛。刷毛に顔料をつけて余分な顔料を取り除いて、擦ります。べったりつけると、型紙からにじみ出てしまうので、ほどほどにつけるのがポイント。

伊勢型紙

染め体験開始

体験は、風呂敷のどこを染めてもOK。色は何度も染めれば、漆黒。軽く染めるとグレーということで、黒の濃淡を楽しめます。

左が型紙、そして右がその型紙を使って染めたもの。バクの胴体の白い部分にアルファベットや数字を入れていきます。これが楽しい。無心になれる。

この型紙、和紙で作られています。何度、こすっても破れない。強い。染めたい部分にこの型紙をあてて、ズレないように手で押さえながら、ぴったり押さえて、顔料を刷毛につけて染める。この繰り返し。

伊勢型紙
伊勢型紙

アレンジも可能

型紙は何枚でも使わせてもらえるので、好きなデザインが作れます。最初は、慎重に一文字ずつ入れていたけれど、いろいろチャレンジしたくなって、年号をいれたり、数字やアルファベットのパーツを使って模様にしたりしてみましたよ。

伊勢型紙
伊勢型紙

私が体験したときは、アメリカ人も二人参加していて、すっごい楽しそうに作業していました。身振り手振りを交えての説明を受けたので、十分理解できたと言っていました。シンプルな作業なので、戸惑うこともなく、体験を進められるので躊躇なく外国人を案内することができますね。私も、自分だけのオリジナル風呂敷ができたので、かなり嬉しかったです。思い出に残る日本の伝統体験になる絶好の案内スポットです。

京都府京都市伏見区深草向川原町29

コメント

タイトルとURLをコピーしました