日本初の「西洋風」公園、都会のオアシス”日比谷公園”~外国人向け案内ツアー第18弾

hibiya park ツアー

都営地下鉄・三田線、東京メトロ千代田線、日比谷線の“日比谷駅”から直ぐ、そして東京メトロ・丸ノ内線の“霞ヶ関駅”から地上に出ると目の前にある日比谷公園。官庁街、オフィス街からも近い、都会の中の公園です。

銀座でのお買い物に疲れた外国人も、ほっとできる空間「日比谷公園」。皇居からも、東京駅からも歩けます!

日比谷公園

「日本の公園の父」がつくった首都東京にふさわしい、近代的な公園

ドイツの公園を基本として、和の要素を巧みに織りこんだ、日本初の「西洋風」公園として1903年に誕生。設計したのは、日本初の林学博士・本多静六(ほんだ せいろく)氏。本多博士は、「日比谷公園」をはじめとして「明治神宮」など日本全国の公園設計に35年間も携わったそうです。その数は大小数百。私も初めて知りました!こんな歴史を知ると、外国人と一緒に日比谷公園を訪れるのもより一層楽しくなります。

日比谷公園

世界のいろいろがあるよ

日比谷公園での私のお気に入りは、「ルーパロマーナ」。ローマ帝国建設伝説にちなんだ幼子に乳を与える狼像。昭和13年(1938年)にイタリアから東京市に寄贈されました。現在もローマ市の象徴で、ローマ市内のあちらこちらでこのような像をみます。まさかの東京の真ん中にもあるなんて感激。

日比谷公園 ルーパロマーナ

ほかにも、ミクロネシア連邦で使われていた石貨、南極観測隊が採取した南極の石がさりげなく置いてあったり、フィリピン独立運動の英雄の像があり、楽しめます。どのような経緯で日本にたどりついたのか、外国人と一緒に思いを馳せると楽しいかも。

ここを訪れずに、日本の公園は語れない

「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に掲載されている他に、「日本の都市公園100選」、「日本の歴史公園100選」にも選ばれている”日比谷公園”。ぜひ外国人を案内してあげてね。

明日も22時に、またね

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