厚さ1.2mm 日本一薄い和菓子「松風」

創業明治３０年（１８９７年）、熊本県菊池市の伝統菓子「松風」。正観寺丸宝が製造元になります。歴史を感じる勇壮なラッピング。破れているように見えるのは、写真を撮る前に、開けてしまって、慌てて元に戻そうとしたけれど、復元できなかったからです。

箱を開けると、緑色の箱があります。そしてそれを開けると真空パックに入ったお菓子が８個鎮座しています。

薄くてパリパリ

パックされたお菓子を開けるとこの通り。甜菜糖とケシの実を使用しており、小さな短冊状の煎餅がたくさん入っています。日本一薄いと公言しているだけあって、厚さ1.2mm。ただただ薄い。枚数あるー。嬉しい。一つのパックに２４枚も入っています。

ちまちまと食べる楽しみがあります。とても薄くて上品な見た目、そして上品な甘さはお茶菓子にピッタリ。

伝統菓子は職人芸

その薄さゆえ、一定の味に保つのはすごく難しいとのことで、気温で風味や食感が変わってしまうため、季節によって作り方を変える職人伝統の味を兼ね備えたお菓子になっています。外国人にこのあたりもちゃんと伝えてくださいね。

パンフレット

箱の中には、立派なパンフレットも入っていました。三代目店主さんです。

鉄板の上に薄く生地を伸ばし、表にけしの実をふりかけて焼いてあるそうです。かりっとした食感とけしの実の香ばしさがやみつきになりますよ。日本の職人の技が光る、お菓子、外国人と食べてみてね。

賞味期限も長く、値段もリーズナブルで、美味しく食べやすい。最高のお土産にもなりますよー。

またねー！
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熊本県菊池市隈府1097-2