史跡「湯島聖堂」は、五代将軍徳川綱吉が儒学の振興を図るため、1690年、湯島の地に聖堂を創建したのがはじまり。中国の孔子によって主張された思想「儒教」、2500年以上にわたり、多大なる影響を与えた学問になります。お茶の水駅から聖橋を渡り右手の森の中にあります。
湯島天神とともに、合格祈願のために、受験生が多く訪れる場所になります。合格祈願の鉛筆も売店にあり、外国人に受けるアイテムです。
黒塗りの建物は、中国や台湾にある建物を彷彿とさせます。訪れたときは、前庭で、気功体操をやっている人たちがいましたよ。異国情緒たっぷり。
土日は、200円で大成殿の中に入ることができます。殿内中央に孔子像。左右に四賢像が祀られています。一見するとアンティークショップみたいな感じでもありますが、中に入るのがお勧め。
お気に入り
想像上の霊獣 鬼龍子(きりゅうし)。孔子のような聖人の徳に感じて現れるそうです。こんな獣が「しゅわっ」と現れるだけの徳って、どんだけーですか。肩の筋肉とか、マッチョで凛として、カッコいいす。
これも含蓄あるものでして、宥坐之器(ゆうざのき)。「水が入っていない空の時は傾き、水を適度に入れるとまっすぐに立ち、水が満ちるとひっくり返り全てこぼれる」。中庸の大切さを説いたものになります。なるほどねー。身をもって学習できます。
静かな森の中を抜けると世界最大の孔子銅像がそびえたっています。突然出てくるので、かなりびっくりします。4.57メートルと、でかい。
美味しいフレンチあり
道路わたってすぐにあります。フレンチレストラン「Terroir Kawabata」。人気店なので、予約して行ってね。
明日も22時に、またね。
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