日本初の本格的ワイン醸造場「牛久シャトー」~外国人向け案内ツアー第29弾

牛久シャトー ツアー

ワイン好きですか?日本ワインも静かなブームを呼んでいますね。世界の愛好家の間でも日本ワインが大評判の今、日本初のワイン醸造場「牛久シャトー」へ外国人を案内してはいかが?場所は、茨城県牛久市土浦全国花火競技大会に続き、茨城県の観光スポットへレッツゴー!

本格的な日本ワインをつくりたい!葡萄園と醸造場をつくる

牛久シャトーの創業者は、神谷傳兵衛(かみやでんべえ)。時は明治。ある日原因不明の激しい腹痛に襲われ、衰弱の一途をたどったそうです。その時、葡萄酒を飲んだら、次第に元気が出て、すっかり完治。その後、本格的なワインを造りたい!と熱い思いを抱いたのは運命でしょうねぇ。息子(傳蔵)をフランスにワイン留学させました。その後、ブドウ園の最適地として選ばれたのが牛久だったのですよ。

1906年9月、日本初の本格的ワイン醸造場完成!

牛久シャトー
国指定重要文化財の牛久シャトー本館

フランス・ボルドー地方の技術を用いて、葡萄の栽培からワインの醸造・瓶詰め・出荷までを一貫して行って、高級ワインをバンバン生産。国内外の名誉ある賞を受賞して、海外からも高く評価されたそうです。イギリスやフランスの品評会で、金賞牌受賞ってすごいよねー。

ということで、2007年には「近代化産業遺産」に認定、2008年に国の重要文化財に指定、そして2020年に「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されるなど、牛久シャトーは、その歴史的価値の高さが広く評価されています。

日本遺産の幟

神谷傳兵衛さんのことをもっと知りたい!明治のワイン造りについて知りたい!ということであれば、豊富な資料や器具が展示されている、「神谷傳兵衛記念館」へどうぞ。入館無料で公開されています。

ここも国指定重要文化財

牛久シャトーには、レストラン、売店もあります。私は、100年以上の歴史を誇る煉瓦造のワイン貯蔵庫を改装したレストランでランチを食べました。ソフトタコスの前菜がとても美味しかったです。メインは筑波地鶏でした。スープはサツマイモ。デザートはプリンでしたよ(写真撮り忘れ)。

そして、お土産に牛久シャトービールを3本購入しました。もちろんワインも売っていますよー。

東京から50km圏内。牛久駅東口から徒歩8分とアクセスも良い場所です。

牛久駅では、牛久シャトーの顔はめがあるよ。ちなみに牛久には、牛久沼があります。昔から、カッパ伝説が多いので、街のいたるところにカッパが使われていますよー。

またねー!
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牛久シャトーアクセス

〒300-1234 茨城県牛久市中央3-20-1

JR 常磐線「牛久駅」下車東口(シャトー口)より徒歩約8分

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