1617年に創建され、400年以上の歴史のある浄土真宗本願寺派の寺院築地本願寺。なんといっても特徴的で荘厳な建物が目をひきます。いわゆるお寺さんな感じではなく、インドのような、タイのような、うーん。とってもオリエンタルな感じの外観。数多くの動物の彫刻もあって、びっくり。前を通ると、必ず「あれは何?」と聞かれるスポットです。興味をひいたらならば、ぜひ一歩中へ。お寺なので、みなに広く門戸が開かれています。
お寺なのに、お堂に靴を履いたまま入れるのも新鮮。外国人と一緒のときには特にありがたい。そして中に入ると、いわゆるお寺のような設えがあり、加えてパイプオルガンやステンドグラスもある。ユニークな場所。
ステンドグラスとパイプオルガン!
素敵な外観のお寺に入るには、階段をのぼり「ステンドグラス」がレイアウトされた中扉を通っていきます。本堂入り口にステンドグラス、素敵です。入ると真正面に、ご本尊である阿弥陀如来様があります。ご焼香用の香炉が置かれているので、ぜひお参りしてみてください。香炉の前にご焼香の方法がきちんと書いてあるので安心です。良い香りに包まれた静謐な空間を味わえます。
広間には多くの椅子が置かれていて、参拝客も自由に座ることができます。祈る気持ちは世界共通なので、外国人も阿弥陀如来様を眺めながらの心穏やかな時間をいとおしく思うはず。そしてなんと、ここではパイプオルガン演奏のあるランチタイムコンサートが毎月開催されています。スケジュールはこちら。
多言語対応も充実
お寺の案内、また案内パンフレット等についても、英語対応が充実しています。
思い出の一枚をぜひ
築地本願寺にお参りするといただける、参拝記念カードがあります。2023年1月は「慶」と今年一念の願いを込めた一文字でしたが、教えが書かれているときが多いです。そして裏面には、英語訳が書かれているので、外国人にとって良い参拝記念の思い出の栞に!
日本語の直訳ではなく、丁寧な英訳で表現の勉強になっていて、私も重宝していまーす。
この「参拝記念カード」が1年分(12枚)揃うと、ご本堂事務所受付にて、参拝記念の手ぬぐいがもらえます!街に根付くお寺として、年始年末だけじゃなくて、心の拠り所としての継続参拝をモチベートする良い試みですね。
遠く離れていても
築地本願寺、リブランディング、ビジネスモデルの大変革だということを知りました。「開かれたお寺」として、お寺のアプリや、ライブ配信など、リモートでも楽しめる仕組みがたくさん。築地本願寺紹介のYouTubeも充実。また英語での法話配信もあります。日本を離れても、つながっていられる仕組みがいくつもあるのはナイスですね。
築地本願寺へは、東京メトロ日比谷線・有楽町線、または都営地下鉄浅草線・大江戸線が主な最寄り線。日比谷線築地駅1番出口から出れば、すぐ!お買い物の街、銀座からも徒歩で10分程度。賑わいの街、築地に位置する築地本願寺。この素敵な外観を目印に。外国人もたくさん訪れる名所になっていますので、ぜひ訪れてみてくださいね。
コメント