岐阜県中津川市にある馬籠宿は、昔の雰囲気をしっかりと残している人気観光スポット。
江戸時代の町並みがそのまま
馬籠宿は、観光客の半数以上が外国人。私が訪れた日も、たくさんの外国人が訪れていました。全長約600mの宿場町は、全て石畳の美しい坂道。江戸時代後期にはすでに石畳が整備されていたとのことで、歩きやすいです。
石畳の両脇にはお店があり、賑わっている一方で、民家の軒先には、唐辛子が干してあったりとゆったりとした生活を営んでいる感じがあります。
馬籠宿で一番有名な写真ポイント 桝形
馬籠宿の入口から左、右へと2度直角に曲がる「枡形」。これは敵の侵入を防ぐため、意図的に道を大きく湾曲させているそうです。敵はこの袋小路に追い込まれて攻撃される仕組みです。
島崎藤村生家
文豪島崎藤村は、馬籠宿で誕生。生家は江戸時代、本陣、庄屋、問屋をかねた旧家で、大きな樹木と門構え。今は藤村記念館になっています。記念館には藤村の遺品、原稿、作品などが保存されています
高札場経由、馬籠 陣場上展望台から恵那山をみる
馬籠宿の北口には、高札場があります。高札は、幕府や藩で決められた法や制が掲げられた掲示板。再現されたものですが、札の中身は江戸期に実際に掲げられていた代表的なもの(忠孝、切支丹、火付、駄賃、毒薬)になっています。
この高札を経由して、坂を登るとお城の石垣のような展望台に到達。島崎藤村の石碑があります。また、中央アルプスが一望できる絶景が楽しめます。
サムライロードをハイキング
そしてここから妻籠宿などへ行く、中山道につづきます。外国人に圧倒的に人気の中山道ウォークが始まります。観光地化されていない町並みを楽しむ街道ウォーク。街道ウォークを紹介する内容の英語のパンフレット(8ページもの!)がありました。ちなみに馬籠宿から妻籠宿までは9Km、約4時間のハイキングコースになっているそうです。
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