「柴又」は、下町情緒たっぷりの街。そして「男はつらいよ」の主人公「フーテンの寅さん」が、産まれ育った場所として、彼ゆかりの観光スポットがたくさん。
「男はつらいよ」は、 一人の俳優が演じる『世界で最も長い映画シリーズ(全48作)』という記録をもつ昭和の日本を象徴する人気映画。その舞台となったのが柴又になります。
下町情緒あふれる駅前
柴又駅前には、「寅さん」と「さくら」がお出迎え。たくさんの「寅さん」ファンが、写真をパチリ。外国人にも楽しんでもらえるレトロで懐かしい佇まいの駅前も嬉しい。
食べ歩きスポット
柴又駅から続く「帝釈天参道」には、伝統ある老舗のお店が立ち並んでいます。草だんごのお店やせんべい店など、外国人と食べ歩きを満喫するにはピッタリの場所。おせんべいの手焼き光景が見られたり、最中にあんこをその場ではさんでくれたり、下町ならではの温かさを感じられます。
寅さんの実家のモデル
「寅さん」の実家「とらや」のモデルである高木屋老舗。ここでは、その日使う量だけ粉をひいてつくった草団子がとても美味。添加物を一切使用していない自然食品なので、外国人にも喜ばれます。
彫刻の寺「柴又帝釈天」
参道を通って到達するのが、1629年に創建、400年近くの歴史を持つ柴又帝釈天。帝釈天は天界の最高位に住む仏様。命あるもの全てを見守っているといわれているインドの婆羅門教の神になるそうです。すごいですねぇ。
ここは『男はつらいよ』にも何度も登場。そのほかにも数多くの日本の映画やドラマ、アニメにも出てくる名刹。
柴又帝釈天の内外に、数多くの美しい装飾彫刻がほどこされていることから、別名が「彫刻の寺」。仏教の物語が彫られている帝釈天の外側の彫刻は見事。なお、「彫刻ギャラリー」は、有料エリアになります。日本の匠の技を間近見られるスポットなので、別料金を払っても入場お勧め。
味わい深い古き良き街、「柴又」は一味違う東京の街。日本国民が愛する「男はつらいよ」を視聴してから訪れることがお勧めです。
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