琉球王国の別邸「識名園」~外国人向け案内ツアー第53弾~

識名園 ツアー

琉球王家最大の別邸で、外国からの使者たちを迎える迎賓館的役割をもっていた「識名園」。国王一家の保養にも使われ、琉球王国時代の古都の雰囲気が味わえる素敵な場所。

賑やかな観光地とは違う時間が流れ、ゆっくりできるスポットでもあります。沖縄を訪れる外国人を案内し、琉球の歴史に触れることお薦めです。

ユネスコ世界遺産

識名園は、1799年につくられました。そして2000年(平成12年)12月には、ユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として登録されています。

識名園

回遊式庭園

 識名園の造園形式は、池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした廻遊式庭園。日本の大名庭園の流行を取り入れた廻遊式庭園で、四季の移ろいを楽しむことができるようになっています。

識名園 池
識名園 道
識名園 木

王家が滞在した御殿のほか、池、橋、あずまやなどが配置されて美しい景観です。池にはうなぎ?もいましたよ。

識名園 うなぎ
識名園 ソテツ


庭園を巡ると、一か所だけ海が見えない展望台があります。大陸からのお客様に、琉球国もまた大陸の一部で陸続きで、広い土地を持つかのように印象付けるために造られたのではないかと推測されているとのこと。いろいろな想いがあって設計された迎賓館なのでしょうね。その様子を想像しながら見学すると、近隣諸国の人たちとの友好関係構築に腐心した琉球王家の思いを感じます。

外国人をお迎えするために作られた識名園、そこへ外国人を連れていくって琉球王家の一員の気分になるかも。

またねー!
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