春の火災予防運動のイベントとして開催されていた「2023消防フェア」に遭遇しました。こういうイベントって日本だけなのかしら、と思いつつ参加。外国人を案内しているときに遭遇したら、ラッキーですよね。
搭乗は抽選
メインイベントは、はしご車の搭乗。上手く撮れないくらい高い。
搭乗は、なんと抽選。15回分の搭乗券を第一部、第二部に分けての抽選になっていました。ちびっこに混じり抽選に臨んだところ見事当選!!!倍率4倍はあったように見える大人気のイベント。
充実の模擬体験
搭乗の順番まで、フェア会場で消防、救急にまつわる展示を見たり、消火器の使い方の実地訓練、煙の充満しているテントのなかでの避難模擬体験をしました。
一度経験しておくことで、実際に行動しなくてはいけないときに落ち着いて出来そうな気がします。消火器の安全ピンの外し方や、煙が充満している場所での避難方法(姿勢を低くすることで、視界が開ける)を身をもって経験。
そして一度やってみたかったAED(自動体外式除細動器)も、訓練用の装置を使って練習をしました。AEDは、心臓がとまったときに、心臓に電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。もしも、目の前で人が倒れているような場面に遭遇したらどうするか?パニックにならず、まずは周りにいる人の協力を仰いで行動するというのが一番の学びでした。
致死傷不整脈を起こしている場合は、時間との勝負。一分一秒でも早く電気ショックを行うことが重要とのことだそうです。救急車が到着するまでの平均時間の約8分が経過してしまうと、電気ショックによる成功率は20%。よって、まわりいいる一般市民がAEDを使って助けることが大事と署員の方から力説されました。
いざ、はしご車へ搭乗
私の順番がきたので、はしご車の場所へ。ヘルメットと安全ベルトを装着してもらい、はしご車に搭乗します。
はしご車の上昇はとてもスムーズ。がくがくせずに、スムーズにぐぃーんと上がっていきます。あっという間に30mに到達。だいたいマンションの11階くらいの高さだそうです。かなり高い。ただ立っているだけでも怖い状況なのに、そこから放水したり、逃げ遅れた人を助けたりの活動するのですから、ひたすら尊敬です。安全に活動できるよう日々訓練を重ねているとのお話でした。
先日訪ねた送水口博物館で学んだように、給水は消火栓から。水ははしご車のパイプを通して流れ、はしご車の先端にある送水口とホースを繋いで消火放水するとのことでした。
みなさんも機会あったら、ぜひ消防フェアに参加してみてね。一度経験しておくと、いざというときに落ち着いて、行動できると思います。
コメント