ツアー第14弾に引き続き、歌舞伎座です。現在の建物は2013年に建て替えられた第5期の建物です。歌舞伎座の日本建物の裏に建っている歌舞伎座タワー、建て替えの際に、高層オフィスビルを付けたのですって。このモダンな高層オフィスビルと先代のイメージを継承する歌舞伎座が同じビルだなんてユニークですよね。外国人を案内する際には、このポイントもお忘れなくね。オフィスビルの入り口は、昭和通り側(北側)にあり、歌舞伎座の入り口は晴海通り側(西側)にあるので、同じ建物というイメージもほとんどありません。工夫された設計で感動します。
歌舞伎座変遷の歴史がみられるスポットがここ
第1期から第5期までのビルの模型が一同に展示されています。すべて日英で解説あり。さすが外国人フレンドリーな歌舞伎座です。
こんな顔はめパネルもありますよー。気分はすっかり歌舞伎役者さん。
歴代の歌舞伎役者さんのギャラリーも充実。ここは「四階回廊」と呼ばれ、歌舞伎好きの外国人の方にはたまらないスポットです。また歌舞伎を初めて観た外国人の方も、日本の伝統芸能の奥深さを感じること間違いなし!圧巻です。
歌舞伎座の屋根の上には、屋上庭園が在り
東京って、ビルしかないように思えるのですが、実はすごく細やかな設計になっているなぁと感じることが多いです。ここ歌舞伎座も、屋根の上が屋上庭園になっていて、憩いの場です。
この屋上回廊「五右衛門階段」を通って、屋上庭園から四階回廊へとつながる階段では、歌舞伎座の大屋根が迫ります。間近にみられる瓦の一枚は「逆さ鳳凰」と言われ、顔の向きが逆の鳳凰紋の瓦があるそうで、見つけられたらラッキー。こんなひと時が味わえる歌舞伎座は、外国人を案内するに素晴らしいランドマークです。
お土産屋さんも充実
歌舞伎俳優さんのブロマイド、書籍やDVDは、お土産処「楽座」で(5階にあります)。ここでは、歌舞伎稲荷神社の御朱印をいただけますよー。そして、歌舞伎座から木挽町通に曲がったところにあるお土産屋さんには、その月の演目に合わせたお菓子が販売、カフェも併設されていて、ゆったりくつろげます。
実は歌舞伎を観るだけじゃない、歌舞伎座。一日楽しめます!。
明日も22時に、またね。
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