各国要人はこのようなおもてなしを受けるのか!と感動してしまいました。京都迎賓館です。京都を代表する伝統技能を駆使した最高級の調度品を揃えていて、ワンダフルな部屋の数々です。要人でなくても、一般公開しており、見学できます。ぜひ、日本にいらしてくださった外国人の皆さんにも見ていただきたいです。
海外への賓客をおもてなしするため2005年に建設
2005年に日本を代表する都市、京都で海外からの賓客をお迎えするために建設され、日本への理解と友好を深めていただく場として活用されています。
ふんだんに伝統技能が駆使された造りになっており、数寄屋大工、漆、蒔絵、西陣織など匠の技をこれでもかというくらい使った素晴らしい施設となっています。
場所は京都御所の近く、ツアー参加のみです!
京都御所のすぐ近くにありますので、セットで見てまわるのがおすすめです!ただし・・・注意なのは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、少人数ガイドツアーの申込みをしなければなりません。確実なのは事前ネット申し込みです。当日の受付もありますが、事前予約が定員に達してない場合のみのようなのでリスクがあります。
1日に計9回のツアーがあり、初回の9:30から45分おきにあります。所要時間は95分です。ガイドの方が丁寧に説明してくださるのでとても分かりやすく、理解が深まりますよ!
正面玄関から入場!
正面玄関は割とモダンな雰囲気の日本建築です。広々とした空間にドーンと正面玄関があります。ちなみに入場前に荷物を清和院休憩所(迎賓館から徒歩数分のところ)という受付を実施しているところに預けます。さらに、迎賓館に到着したら地下でまずセキュリティーチェックを受けます。そして、靴をロッカーに入れて、スリッパに履き替えて入場です。かなり厳重です。
嬉しいことに、スマホの撮影はOK(フラッシュはダメ)で、スマホをにぎりしめながら入場です。
待合室の椅子から豪華です
聚楽の間にある安楽椅子と呼ばれるこの椅子は、西陣織の布地を用いています。座りたーい!!!要人ではないので・・・座れません。一級品のオーラを放っています。見るだけでも価値があります
続いて会議室です
こちらは夕映の間という会議室です。正面に見えている絵は「愛宕夕照(あたごゆうしょう)」で、京都の愛宕山に夕日が沈む様子が描かれています。
反対側は比叡月映(ひえいげつえい)で、京都の東にみえる比叡山を月が照らしている様子の絵です。↓↓
飾り台もありますよ~これが、春夏秋冬とそれぞれあり、螺鈿の模様がそれぞれ季節感を表現しています。いたるところに匠の技が光っています。
屋内から見る池の庭園が何とも言えない美しさです
庭園は広大な池になっており、橋で東西を分けています。上の写真は、水田をイメージした池になっています。
こちらの池には錦鯉が放たれています。海外の賓客に餌やりをしていただき楽しんでもらうようです。
船に乗って、庭園をご案内!粋なおもてなし
海外の賓客この和船の乗っていただき、舟遊びを楽しんでもらうそうです。乗ってみたいー!!
晩餐室も素敵です!!
和の晩餐室です!正座の慣れない外国の方にも配慮して、掘り炬燵式になっています。
一つ一つの椅子には桐の模様があります。どの椅子も桐の葉の色が微妙に違い、全く同じ模様はないとのことでした。
ここでは紹介しきれていない、細部にわたる匠の技が他にもいろいろございました!!日本人で誇らしいと思う場所、迎賓館です。
最高級の和のおもてなしを全身で感じられる場所へ外国のみなさまをお連れしてはいかがでしょうか?
<アクセス>
住所:〒602-0881 京都府京都市上京区京都御苑23
TEL:075-223-2205(代表)
最寄り駅:
・烏丸線「今出川」駅下車、3番出口より徒歩約15分
・京阪電鉄「出町柳」駅下車、3番出口より徒歩約20分
バス:
「府立医大病院前」バス停下車 徒歩約7分
(京都駅より市バス A2のりば 4・17・205系統利用)
(阪急電鉄「京都河原町」駅より市バス3・4・17・37・59・205系統利用)
マップ:
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