‘首大仏‘と呼ばれている肩から上だけの陶器の釈迦像が、「福泉寺」にあります。お寺は、湯河原温泉郷から千歳川を渡ったところにあります。他では見られない、首大仏を拝みにぜひ外国人を案内してみてください。
![福泉寺階段](https://camelliatours55.com/wp-content/uploads/2023/06/50a6254cdf5d4eaf1ae2f88c50822d87-896x504.jpg)
首大仏
お寺入口の急な階段を昇ると平らな境内に辿りつきます。そうすると、高さ2.5mの首大仏が、どーんと。見た目にかなりインパクトあるでしょ。
![首大仏](https://camelliatours55.com/wp-content/uploads/2023/06/294181b9f611663b0f3f6ca63683e0d9-803x504.jpg)
横のお姿も大くて肉厚で長い耳が印象的。肩には、ひび割れもありますね。
![首大仏横](https://camelliatours55.com/wp-content/uploads/2023/06/1d226deff5b5aaef0a52edb005c546fb-896x504.jpg)
名古屋城主徳川光友が母を弔うために造ったもので、もとは名古屋城内にあったもので、戦後ここに奉納された伝えられています。名古屋城内にあった時は肩から下もあったらしいのですが、今は行方不明。なんともミステリアスで、大仏様ご本人から経緯を伺いたいものです。
茅葺の本堂
![福泉寺茅葺](https://camelliatours55.com/wp-content/uploads/2023/06/60368ff46e35a8c36ab0e9bf35b5f158-1280x720.jpg)
![福泉寺お堂](https://camelliatours55.com/wp-content/uploads/2023/06/3239d74e5d4df538778d475fc9a5a436-1280x720.jpg)
福泉寺のもうひとつ特長は、茅葺の本堂。明治8年(1875年)に金160両にて再建されたものです。私自身、茅葺の本堂をもつお寺を見たことがなかったこともあり、これまた驚きのお寺でした。のどかな湯河原温泉郷に合った、古寺の雰囲気を感じました。
お寺の全景
![福泉寺全景](https://camelliatours55.com/wp-content/uploads/2023/06/907da999c737475de9fcb6e595916fed-896x504.jpg)
茅葺本堂があり、正面に首大仏があります。とても心地よい空間になっています。首大仏の過去や、胴体はどこにあるのかに思いを馳せながら、ゆっくりと境内を回ってみてくださいね。
湯河原温泉へ外国人を案内したら、福泉寺訪問も忘れずに!千歳川が、神奈川県と静岡県との県境となることから、福泉寺は静岡県熱海市に位置していますが、最寄り駅は湯河原駅になります。
住所:静岡県熱海市泉191
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