うなぎ食べに行こうと誘うと、ほぼほぼ嫌がられます。そこをなんとか口説いて食べてもらうと、大ファンになるのが「うなぎ」です。最近は、海外のレストランでもちらほらみかけるので、まれーに食べた経験があるという外国人もいますね。
拒否→一番大好きな日本食へのトランスフォーメーション
日本の老舗で、職人が炭で焼いた国産うなぎのかば焼きは絶品。だからこそ、日本で食べて貰いたい。ところが、まずお誘いすると、たいていは拒否されます。食べたことないし。ネットで見ると、うなぎって長細いぬるっとした魚で、気持ち悪い見た目(ごめん!)。かば焼きになっても、開いた感がたっぷりなので、微妙な反応。口に入れるまでとっても躊躇します。そりゃそうですよね。食べたこともないものを食べるのって、いくら勧められても勇気いります。
でも一口食べてもらうと、ふわふわのうなぎとタレの美味しさに外国人は悶絶。即うなぎファンになります。山椒のふわっとした香りも喜ばれます。一番好きな日本食になった外国人も知っていますよ。
甘辛いタレ
なによりもタレが口に合うようです。食べ慣れているTERIYAKIソースに似てるから食べやすいのでしょうね。慣れてくるとタレ(ソース)をたくさんかけてほしいとの希望を言うパターンが多いです。
お勧めのお店は、築地にある「宮川本廛」です。戸を開けると受付があり、お席のある階へと案内してくださいます。落ち着いた和の空間では、靴を脱ぎます。テーブル席とお座敷席がありますので、お好きなほうをどうぞ。
注文してから、うな重が準備できるまで、40分程度かかります。お急ぎの場合は、予約時に注文しておくか、または「鰻巻き」などを食べながら、じっくりと待つのがお勧めです。
はい。お待ちかね、「うな重」の登場でございます。肝吸いとお漬物。シンプルですね。
築地の裏通りにある「宮川本廛」。明治26年(1893年)創業のお店。伝統の味を現代にそのまま伝える鰻店になります。場所は、日比谷線 築地駅から銀座方面へ向かって徒歩5分ほど。平成通りに面しています。それでは、しっぽりとした和の空間にご案内して、外国人の鰻ファンを増やしてくださいね。
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