都営地下鉄大江戸線・浅草線の蔵前駅から徒歩3分のところにある蔵前神社。住宅街にある小ぶりな神社ですが、最近は春の訪れとともに大人気スポットになっています。
春の大人気スポット
四季がある日本、その中でも、皆が心待ちにしている春を花の開花で知ることができる場所として、外国人にも大人気。それゆえに、混雑しているー。
鳥居のすぐ脇に梅、左手前に桜、左にはミモザがあります。すべてが花開いていて、見事!

梅、ミモザ、桜を楽しめる
ミモザの鮮やかな黄色が素晴らしい。春の訪れとともに鮮やかな花が咲く様子から、ヨーロッパでは「幸せの花」と呼ばれているそうです。私は、3月8日の「国際女性デー」を象徴する花として、最近知りました。

神社ではあまり見ない木ということもあって、桜との組み合わせは珍しく思いました。

そして目線を変えると、梅と桜が見えます。

歴史ある神社
1693年に、徳川綱吉が石清水八幡宮を勧請したのが創建で、以前は社地が現在の6倍あったそうです。関東大震災や戦争を経て、今のようなこじんまりとした神社スペースになったとのこと。

マンションが立ち並ぶ中にあり、東京らしい場所だなと思いました。

古典落語ゆかりの神社
他の季節に訪れた際にも楽しめるスポットがあります。蔵蔵前神社は古典落語「元犬」の舞台になった場所ということで、境内には小さな犬の銅像があります。元犬は、白い犬が「人間になりたい」と目黒不動にお百度参りをして、念願が叶い人間になった話。でも犬の習性が抜けず失敗してしまうという落語だそうです。
また、蔵前神社は勧進大相撲発祥の地と伝えられ、それにちなんで歌川國安が描いた「力持」の錦絵もありますよ。

蔵前神社は、浅草寺・雷門からも 徒歩10分程度で行くことが出来ます。浅草エリアを外国人と散策予定であれば 足を伸ばすのがお薦めします。とくに春のタイミングには喜ばれること間違いなしです。
東京都台東区蔵前3-14-11
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