埼玉県志木市にある 田子山富士塚(たごやま ふじづか) は、富士山信仰に基づいて明治5年(1872年)に築造された、高さ8.7m、直径約30mの富士塚。2020年に国重要有形民俗文化財に指定されました。
高さは約9メートルほどですが、 富士山の溶岩石を使って作られていて、登山道があります。

富士塚とは
富士山に登るのは限られた人たちだけだったので、地元に富士山そっくりの富士塚をつくって、富士山に登ったのと同じご利益を得ようとして作られました。この発想、すごいですよね。

登山道入り口
北側の斜面に登山道への入口があります。年間を通じて、月に10回ほど、富士塚に登ることができますよ。ホームページで確認してね。

登山道
登山道自体は短い距離ですが、急です。溶岩石がゴツゴツしているのと、滑りやすいこともあり、スニーカーがお勧めです。富士山にある神社や名所を表現した石造りの建造物が数多く建っています。

頂上
登山道を登りきると山頂には鳥居と祠があります。保存会の方々が中心となって、富士山と同様、山開き、山仕舞いなどの伝統行事を行っているとのことでした。

国指定の重要有形民俗文化財に指定された理由
富士塚は、関東地方に集中していて、東京都内にも約50基あるそうです。ただ、霊峰富士を富士塚から遥拝できるのは数少なくて、この田子山富士塚はその一つだそうです。なんと私達が上ったときには、富士を頂上から拝むことができましたー。ありがたや。

御胎内
麓には、洞穴もあって、びっくり。本当の富士山とここまで一緒なんです。

富士塚周辺
遊歩道が整備されていて、気持ちの良い散歩道になっています。

田子山富士塚は、 「日本の信仰文化」×「富士山登山」 というユニークな体験ができる場所。外国人にとっては、 “日本の歴史や精神文化を身近に感じられるスポット” としてとても喜ばれます。都心からもリーチしやすいので、ぜひ足を延ばしてみてください。
〒353-0004 埼玉県志木市本町2丁目9−9−7